大切な愛車を風雨や雪、飛来物などから守ってくれるカーポート。
カーポートは簡単に買い替えられるものではないので、できるだけ劣化を防いで長く使いたいですよね。
今回は、カーポートを長持ちさせるためのメンテナンス方法についてご紹介します。是非参考にしてくださいね。

カーポートの耐用年数
耐用年数は使われている素材や設置場所、寒暖の地域差によって変わります。
ポリカーボネートとアルミを使用したカーポートであれば、一般的に15年程度といわれています。しかし、これは目安であり、実際には15年以上使い続けられる場合が多いようです。自然災害などによりカーポートが破損した場合は、修理や買い替えの目安と言えるでしょう。
カーポートのメンテナンス方法
カーポートを少しでも長く使うためには、雪や台風などの後には必ず不具合がないかをしっかりとチェックし、定期的に点検とメンテナンスを実施することが重要です。年に1~2回程度、点検を兼ねて掃除することをおすすめします。
・汚れを落とす
水を含ませたスポンジなどで汚れている部分を軽くこすります。汚れが落ちにくい場合は、スポンジに少量の中性洗剤を含ませてみると良いでしょう。
汚れが落ちたら、スポンジやタオルを使いながら全体を水でさっと洗い流すときれいになります。
・雨どいの掃除
カーポートには雨水を集めて排水させる雨どいがついています。雨どいに枯れ葉や泥が詰まると排水がスムーズにいかず、雨水がたまりサビの原因になります。
パイプ部分を取り外して中に詰まっている枯れ葉やゴミなどをきれいに取り除きましょう。
・ビスの緩みをしめる
カーポートのビスは基本的に緩まない構造にはなっていますが、長期間にわたって受けた風雨によって緩んでいる可能性があります。思わぬ破損を防ぐためにも、年に1度はビスが緩んでいないか確認しましょう。
・雪を下す
積雪のある地域の場合は、カーポートの屋根に雪が積もると、その重みで柱に負担がかかり、柱が変形したり破損する可能性があります。カーポートに大量の雪が積もる前に雪下ろしをしましょう。
メンテナンス時の注意点
・屋根の上に乗らない
カーポートの屋根は、強風などに抵抗できる程度の強度はありますが、人が乗れるほどの強度はありません。屋根の上の掃除は、地面が安定した場所で脚立を使用し、十分に気をつけながら掃除をするようにしましょう。
・掃除道具や洗剤に注意
屋根の素材はキズつきやすいので、お掃除には柔らかいスポンジや雑巾などを使用するようにしましょう。
また、酸性やアルカリ性洗剤を使用するとアルミ製のものなどは錆びてしまうことがあります。洗剤を使う場合は、必ず中性洗剤を使用するようにしましょう。
・不具合を見つけたら業者に相談
掃除している際に、屋根の一部などが破損しているのに気づくことがあるかもしれません。
すぐに対処することで耐用年数をより長くすることができるので、不具合を見つけたら放置せずに業者に相談しましょう。