耐震リフォーム
地震はいつ、どこにどれくらいの大きさのものが発生するのか、確実なことはわかりません。
日頃から防災グッズを準備しておくことはもちろん、大切な家族と家を守るために、いつ大きな地震がきても良いように備えましょう。
まずはセルフチェック
簡易的な耐震診断で自宅の地震に対する強さをチェックしてみてください。
誰でもできるわが家の耐震診断 (一財)日本建築防災協会
耐震診断と補助金
セルフチェックで少しでも気になることがあれば専門家へ耐震診断を依頼しましょう。
耐震診断をすると、家の強さに点数がつきます。この点数をもとに、どのような耐震工事が必要か判断できます。
耐震診断の補助だけでなく耐震改修工事費用の補助が受けらる制度も年々整いつつあります。地方自治体によって様々な規定や条件が定められていますので確認してみましょう。
木造住宅補強工法
木造住宅の補強方法は、基礎や接合部、壁の補強や屋根の軽量化などがあります。
開口部が多い壁の少ない面や、筋交い等が入っていない弱い壁が多い住宅などは、地震により倒壊・大破する危険性が高くなります。新たに壁や基礎を増設したり、今ある壁を強くすることで耐震性を向上させることができます。
◆鉄筋のブレースやフレームによる補強
家の外から鉄筋ブレースや鉄骨フレームを取り付ける方法です。
◆筋交いや構造用合板による補強
筋交いや構造用合板を設置し、接合部を金物で補強する方法です。
◆基礎の補強
既設基礎が弱い場合は、基礎を新設して補強します。
◆屋根の軽量化
地震の揺れを受けると重たい屋根は大きく揺れ、建物を倒壊させる恐れがあります。屋根を軽量化することにより、耐震力を高める方法です。