台風がくると、突然の雨漏りや窓ガラスの割れなどさまざまな被害があります。お住まいが破損するだけでなく、瓦が飛んで人や物にあたってしまう恐れも。
これから秋にかけて迎える本格的な台風シーズン前に、家の安全点検をしておくことをおすすめします。

屋根瓦やトタン
□めくれたり壊れたりしていないか？
□瓦同士にずれはないか？
□屋根の棟鈑金が浮いていないか？

瓦ははがれやすく重いため、人にあたってしまうと重大なケガにもつながりかねません。屋根の上にのぼるのは危険なので、業者に頼んでチェックしてもらうか、遠い場所から家を見てチェックしましょう。


雨どい
□枯葉や砂が詰まっていないか？
□雨の日に、雨どいから水があふれていないか？
□折れ曲がったり、ゆがんだりしていないか？

雨どいが破損していると、雨水があふれて家の中に入ってきてしまったり、外壁を汚してしまったりすることがあります。1階よりも2階のほうが雨風が当たりやすいため、破損の可能性が高いです。


外壁
□外壁材のひび割れはないか？
□シーリングは劣化していないか？

外壁に亀裂があると、家の中に水が染み込んでしまうかもしれません。シーリングが劣化していると、そこから雨漏りすることも。一度外壁をぐるっと見て回っておくと安心です。


窓
□ひび割れやがたつきはないか？
□窓まわりのシーリングは劣化していないか？
□オーニングはしっかり固定されているか？

台風の強風で網戸などが飛ばされると非常に危険です。がたつきやゆるみがないか確認しておきましょう。日除けのオーニングなどがついている場合、固定がゆるんでいないか確認しましょう。



不具合が見つかった場合は、すぐに専門家に相談することをおすすめします。しっかりと台風対策をして事前に備えておきましょう。