花粉シーズンの換気方法

換気への意識が高まる昨今。気持ちよく過ごすために、空気の入れ替えは大切ですが、今年の花粉の飛散量は例年と比較すると、全国的に多いと予想されています。
今回は花粉が気になる季節にうまく換気するためのポイントとおすすめの商品をご紹介します。



換気の必要性
・汚れた空気を排出する
閉めきった部屋は、空気が部屋の外に出にくいため、汚れた空気が部屋の中にどんどんたまっていきます。汚れた空気を排出し、新鮮な空気を供給するためには、換気が必要不可欠です。こもりがちなニオイもすっきりとします。

・ハウスダストやウイルスなどの除去
ハウスダストやウイルスは軽くて空気中を舞いやすいという性質を持っています。適切な換気を施すことで、ハウスダストやウイルスを部屋の外に排出することができます。

・結露防止
家の中では人の呼吸、調理、加湿器の影響で大量の水蒸気が発生しています。換気をしないと、その水蒸気で湿度が高くなり、外気と室内の温度に寒暖差が生じるため、結露が発生しやすくなります。結露を放置するとカビの原因にもなり、壁紙や建材を傷めます。カビはダニのエサになるため、ダニの大量発生を招く可能性も高まります。


花粉シーズンの換気のポイント
・花粉飛散量が少ない時間に換気する
花粉飛散のピークは「昼頃」と「夕方」と言われています。
定期的に換気をすることが望ましいですが、花粉症で窓を開けたくないという場合は、花粉の飛散量が少ない時間帯に換気をするというのも1つの方法です。
雨が降っている日であれば、花粉は雨に付着して地面に落ちるので、換気の時間帯を気にする必要はありません。雨が降った後は、花粉が飛散しやすくなるため、長時間の換気はしない方が良いでしょう。

・窓は全開にしない
窓を全開にした方が、より早く換気できますが、大量の花粉が入ってくる可能性があります。窓を全開にするのは避けるようにしましょう。
窓を開ける目安は10cm程度で十分です。時間も10分程度で高い効果を得ることができます。
多少の花粉は侵入してくるので、溜まりやすい窓際の床やサッシの部分は濡れた雑巾などでできるだけ丁寧に拭き上げるようにしましょう。

・レースカーテンをつける
レースカーテンは窓から入ってくる花粉やホコリをキャッチしてくれる役割があります。レースカーテンをしたまま、窓を10㎝程度開けて換気することで、花粉の流入を4分の1に減らすことができます。(出典:環境省『花粉症環境保健マニュアル』より)カーテンは定期的に洗濯をしましょう。

・空気清浄機を利用する
空気清浄機は、汚れた空気を吸い込んで異物や不要物を取り除き、きれいな空気にしてくれる家電製品です。換気時に空気洗浄機を活用することで、流入する花粉が室内に飛散するのを防ぐことができます。
開けた窓に向かって空気清浄機をセットし、換気をしている間はずっと作動させておきましょう。吸い込み口や吹き出し口に空気の流れを遮るようなものを置かないようにしましょう。


花粉シーズンにおすすめの換気商品のご紹介
◆シンコール 光の匠
花粉アレルゲンの分解をします。光照射することにより、スギ花粉アレルゲンを分解し低減させます。


◆Panasonic 加湿空気清浄機 F-VXV90
お部屋に侵入する手ごわい花粉を「独自の気流」と「独自のイオンテクノロジー」で徹底除去&抑制