タンクレストイレ

トイレは日常生活に欠かせない設備です。様々なタイプのトイレがありますが、最近人気が高いのがタンクレスタイプのトイレです。
今回はタンクレストイレのメリット・デメリットや各社から出ている商品をご紹介します。是非参考にしてください。



タンクレストイレとは?
タンクレストイレとは、便器の後ろに水を溜めておく為のタンクがないトイレのことです。
タンク付きのトイレはタンクに貯水してタンク内の水で便器を洗浄しますが、タンクレストイレは水道から直結で水を流す仕組みになっています。


タンクレストイレのメリット
・省スペース
タンクがない分、高さや奥行きは10~20cmほどコンパクトになるため、トイレ空間をすっきり広く見せることができます。デザインもスタイリッシュでトイレがおしゃれな空間になります。

・お手入れラクラク
シンプルな外見が特徴的なタンクレストイレは、段差が少ないため拭き掃除しやすく、汚れにくいように設計されています。お手入れが楽でトイレを衛生的に保つことができます。

・節水効果
タンクレストイレは、製品によってはタンク付きトイレの1/3程度の水量しか使わないものもあります。水道代の節約にもつながります。

・水を連続で流せる
水道から直結で水を流すため、タンクに水が溜まるのを待つ必要がなく、連続で水を流す事ができます。朝の時間帯など、家族が立て続けに使用するような場面で役立ちます。


タンクレストイレのデメリット
・手洗いがない
タンク付きのトイレにはタンクの上部に手洗いがついているタイプが多くありますが、タンクレストイレには手洗いがありません。トイレ内に手洗いを設置したい時は、別に手洗いを設ける必要があり、十分なスペースがないと空間が狭くなってしまうこともあります。

・停電時は使えない
タンクレスは基本的に水を流すのに電気が必要です。そのため、停電時は水を流せません。停電時にはバケツなどに汲んだ水で流すことになります。

・修理代が高額になることがある
タンク付きトイレであれば、「便座の部分だけ」「ウォシュレットの部分だけ」などトラブルが起こった部分だけを交換することで修理できます。 しかし、タンクレストイレはウォシュレットと便座が一体化しているため、トラブルが起こると、トイレ全体を交換しなくてはいけないことが多く、修理代が高額になることもあります。


各社から出ている商品
◆TOTO ネオレストLS・AS・RS
・革新的な清潔技術に加え、デザインのうつくしさも刷新
・最新機能が豊富でキレイが長持ち


◆Panasonic アラウーノ L150シリーズ
・洗剤の泡で自動洗浄
・オゾン水を散布し自動除菌
・ナノイーXで壁のニオイも自動脱臭


◆LIXIL サティス
・奥までキレイに、簡単お手入れ、電動お掃除リフトアップ
・トイレをまるごと除菌・消臭
・ワイドスクエア便座