お部屋の中で大きな面積を占めるカーテンはお部屋の印象を大きく左右する重要なアイテムです。
カーテンは種類が豊富で選ぶ楽しみがある半面、どのように選べばいいか悩んでしまうこともあるでしょう。
今回は、カーテンの選び方と各社から出ている商品をご紹介いたします。
◆ カーテンの種類
・厚地(ドレープ)カーテン
厚地の生地で仕立てたカーテンです。素材はポリエステルやリネン、コットンなど様々。色柄も豊富でインテリアの主役になるデザイン性の高いものが多くあります。
・レースカーテン
レース生地のカーテンです。レースなので透けがあり、光や風を取り込むのに適しています。UVカットや遮熱機能のある多機能なものから、刺繍などレースならではの美しさを表現したデザイン性の高いものなど様々な種類があります。
◆ 目的に合わせた選び方
まずお部屋や窓の方角やお悩みなど、カーテンを取り付ける目的をはっきりとさせ、どのような機能を優先させるかを決めます。
・視線が気になる
道路に面した窓や、お隣の窓と面している窓など視線が気になる窓には、裏面に光を反射するミラー加工が施された遮像レースカーテンがおすすめです。昼間は中からは外が見えるけれど、外からは中が見えにくい仕様になっています。
・紫外線が気になる
特に夏に気になる紫外線。紫外線をとことんカットしたいという方には完全遮光カーテン、紫外線をカットしながら光も取り込みたいという方にはUVカット効果のあるレースカーテンがおすすめです。肌だけでなく、家具や床の日焼けも防いでくれます。
・西日がきつい
西日がきついと夏は室温も上がり、クーラーの効きも悪くなります。そんな時は、遮光機能のあるカーテンがおすすめです。
・光を取り込みたい
遮光カーテンだと暗くなりすぎる、朝日の光を取り入れて爽やかに目覚めたい、という方には、遮光機能のないカーテンがおすすめです。
・花粉が気になる
花粉症対策がしたいという方には、花粉キャッチ機能のついたレースカーテンがおすすめです。特殊な繊維が花粉をしっかりキャッチしてくれます。キャッチされた花粉はそのままレースにくっついているので、しっかりと洗濯しましょう。
◆ お部屋別の選び方
・リビング
一番家族全員が過ごし、お客様の目にも触れる機会が多いので、落ち着いた色で、派手過ぎない柄にするのがポイントです。壁や床の色、お部屋の雰囲気に合った色がおすすめです。
・寝室
アースカラーや寒色を選ぶと気分が落ち着き、ぐっすりと眠ることができます。ベッドカバーやまくらの色と同系色にすると、インテリアのバランスがよくなります。
・書斎
ブルーやグリーンなど、集中できて落ち着ける色が向いています。本などの褪色や劣化防止のため遮光カーテンやUVカット機能のあるレースカーテンがおすすめです。
・子ども部屋
お子様が幼い場合は、にぎやかで楽しい、明るいイメージの色が向いています。年齢が上がった時には落ち着いた色に変更するなど、成長に応じてカーテンの色を変えると良いでしょう。
◆ 各社から出ている機能付きカーテン
サンゲツ CD4229
・消臭機能が嬉しいカーテン。
・幅広い好みにフィットするカラーバリエーション。
シンコール 涼しや
・太陽の熱を反射して、室内の温度上昇を抑える
・UVカット効果にもすぐれています。
シンコール FCOT
・花粉やホコリをつかまえやすいのは、繊維にクリンプ(縮れ)があるから。
・一般的なポリエステル繊維に比べ、室内への花粉やホコリの侵入を抑えます。